エメラルド・タブレット

「こは偽りなき真実にして、確実にして極めて真正なり」

【ミステリ】折れた竜骨(著者:米澤 穂信)

「我々の使命を果たし、かつ自らを律するため、我々は真実を明らかにするにあたって一つの儀式を行います」 『折れた竜骨』は『氷菓』の作者である米澤穂信のミステリだ。しかしこの『折れた竜骨』、中世を舞台にしたファンタジーであるから堪らない。剣と魔…

【漫画】ベアゲルター(著者:沙村広明)

叛逆ずべ公アクション……!? 沙村広明はご存知『無限の住人』の作者だが、『おひっこし』『ブラッドハーレーの馬車』『ハルシオン・ランチ』など短編名作も多い。 今作はチャイナドレスの女の子がバトルするヤクザモノという沙村広明らしいキワモノだ。ヌン…

【ニュース】2012/02/23

【漫画】 風越女子池田華菜は過小評価されている 池田ァ! 【いじめ問題】マガジン読切「聲の形」 お前ら、読んでどう思った? 話題の『聲の形』。 【ライトノベル】 『レンタルマギカ 未来の魔法使い』マギカ最終巻ついに来たか・・・ 菊地秀行のように超俺…

【ライトノベル】生贄のジレンマ(著:土橋真二郎)

以下、メディアワークス文庫の公式HPから。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 2013/02/22 『生贄のジレンマ』、実写化決定! 卒業を間近に控えた生徒たちに課せ…

【漫画】紫色のクオリア(原作:うえお久光、作画:綱島志朗)

「毬井ゆかりはニンゲンがロボットにみえる。それは、変えることのできない彼女の絶対条件――」 原作のイラストレーターが漫画版を手掛けるのは、ファンにとって幸運なことだ。更に綱島志朗は元々漫画家なわけだから、原作の見どころを的確に汲み取って漫画に…

【漫画】グラゼニ(原作:森高夕次、漫画:アダチケイジ)

「所詮プロはカネです」 「グラウンドには銭が埋まっている」 選手の年俸という観点からプロ野球を見たシビアな物語。 主人公の凡田夏之助は高卒プロ8年目で年収1800万円の中継ぎ投手。一流と言うには程遠い上に顔も普通のオッサンだ。 高卒でプロ8年…